縄文時代のカケラを探しに長野県諏訪へ。
守矢資料館に飾られてある75の鹿、猪の剥製。この土地では、諏訪大社での御頭祭りにて、75体の鹿の頭をお供え物として献上する風習がある。御頭祭は縄文人の神祭りが基本となっているのだけれども唯一無二の不思議な神事。
縄文時代は、いまから二万年前から二千年前の間の日本。通してみると、縄文時代は一万八千年もの長い長い期間なのです。
守矢資料館裏にあるミシャグジ神を奉る社。静かに悠久の時を見守っていた。
キリストさえ気の遠くなるような遠い遠い太古の昔の人々の生活。僕らの祖先。
縄文時代は狩猟の生活。しかし驚くべきことに、発見された遺跡から調べると人間同士の戦いはなかったそうです。どんなに文明が発達しても戦争がありつづける今のこの時代。そんな部分がとても気になるのです。
守矢資料館。館長はとても暖かく迎えてくれて、縄文時代の話をいろいろと聞かせてくれた。この美術館には、先日イスラエルの大使も訪れたらしい。縄文時代と神道、そしてユダヤ教、シュメール人、キリスト教。いろいろなまだまだ不透明な謎が僕たちの祖先にはある。
ちなみに聖書の中に登場する聖地の中に「モリヤ」=山という意味がある。そしてイスラエルには75頭の子羊を神に捧げる習慣がある。
守屋山のふもとにある謎の泥船。最高。この中に入りたい、入りたい。
そして、彼らの縄文土器はとてもアーティスティックであるとともに、ケルト文明に見られるような渦巻きがよく見られます。彼らが、何を信仰して、何に幸せを感じていたのかなどと考えてしまうのです。
御神体の山、守屋山を2時間ほど歩いた。ところどころに見つかる太古のエネルギー。縄文歩き、こどもたちとやってみたいな。みんなで、縄文模様を体に書いて、ギャートルズのような肉を食らって、火を囲みたい。
FKAの旅はまだまだ続く。